ホームページで成果を出している中小企業がやっている6つのこと|F-standard BLOG

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ホームページで成果を出している中小企業がやっている6つのこと

「ホームページを作ったのに、なかなか成果が出ない」「どう改善すればいいのかわからない」
そんな悩みを抱えている中小企業の方も多いのではないでしょうか。
ですが、ホームページでしっかり成果を上げている企業もあります。
そんな企業のホームページには、いくつかの共通点があります。

今回は、そうした企業が実践している6つのポイントをご紹介したいと思います。

【1】 情報を継続的に更新している

成果を上げている企業は、ホームページを作って終わりにせず、定期的に情報を更新しています。
新しい情報を発信することで、訪問者に対して常に新鮮な印象を与え、検索エンジンからの評価も向上します。

しかし、「ブログを定期的に書くのは難しい」と感じる方も多いでしょう。
また、年末年始やお盆などの長期休暇時のみの更新では、十分な効果は期待できません。

そのような場合、以下のような代替案があります。

  • 制作実績や納品事例の更新 → 写真と簡単な説明を追加するだけでも効果的です。
  • よくある質問(FAQ)の追加 → 顧客からの問い合わせをもとに、回答を掲載します。
  • 社内イベントやニュースの紹介 → 会社の雰囲気や文化を伝えることで、親近感を持ってもらえます。

【まずはここから!】自社で更新しやすいコンテンツを探してみる

まずは、「制作実績」や「お知らせ」など、更新しやすいコンテンツから始めてみましょう。
定期的な更新が、訪問者の信頼と興味を引き続ける鍵となります。

【2】ホームページを「会社の営業マン」と捉えている

成果を出している中小企業は、ホームページを単なる会社案内ではなく、「24時間働く営業マン」と位置付けています。
実際の営業活動と同じように、訪問者のニーズを理解し、適切な情報提供を行うことで、信頼を築いています。

たとえば、営業の場面では以下のような流れが一般的です。

  1. 相手の課題やニーズをヒアリングする
  2. 自社のサービスや商品のメリットを提案する
  3. 過去の実績や事例を紹介し、信頼性を高める
  4. 具体的な次のステップやアクションを促す

この流れをホームページにも取り入れることで、訪問者にとって魅力的なサイトとなります。

【まずはここから!】営業マンを育成する気持ちで自社のホームページと接してみる

自社の営業マンを育成する気持ちでホームページに対して接することで「このページは営業マンとして適切に機能しているか?」と考えてみましょう。 うまく機能すれば、24時間働く営業マンが誕生する素晴らしい結果が待っています。

【3】訪問者の視点を考慮している

成果を出しているホームページは、常に訪問者の視点を重視しています。
自社が伝えたい情報だけでなく、訪問者が求めている情報を的確に提供することで、満足度と信頼性を高めています。

たとえば、初めてサイトを訪れた人は以下のようなことを知りたいと考えています。

  • この会社は信頼できるのか?
  • 自分のニーズに合ったサービスや商品があるか?
  • どのような実績や経験があるのか?

しかし、社内の視点だけでサイトを作成すると、こうした訪問者のニーズを見落としがちです。
そこで、第三者の視点を取り入れることが重要となります。
※私たちのような制作会社が、そのサポートをさせていただくことも可能です。

改善策の一例

  • スタッフ紹介のページを設ける
    → 担当者の顔が見えることで、親近感と信頼感を醸成します。
  • 沿革をストーリー形式で紹介する
    → 会社の歴史や成り立ちを分かりやすく伝えることで、企業の背景や価値観を共有できます。
  • お客様の声や導入事例を掲載する
    → 実際の利用者の声を紹介することで、具体的なイメージと信頼性を提供します。

【まずはここから!】ホームページに外の目を入れてみる

身近な人や同業者に「このサイトを初めて見たとき、どのように感じるか?」とフィードバックを求めてみましょう。
新たな視点や改善点が見つかるかもしれません。

【4】ホームページとSNSの役割を理解し、使い分けている

多くの企業がSNSを活用していますが、成果を上げている企業はホームページとSNSの役割を明確に区別し、適切に使い分けています。

SNSの役割:関係構築と情報拡散

  • フォロワーとのコミュニケーションを通じて、関係性を築く場として活用します。
  • 新商品やキャンペーン情報を迅速に拡散し、認知度を高めます。
  • 日常的な投稿で企業の人間味や親近感を伝えることができます。

ホームページの役割:詳細情報の提供と信頼構築

  • 企業の公式情報や詳細なサービス内容を掲載し、信頼性を高めます。
  • 問い合わせフォームや資料請求など、具体的な行動を促す場として機能します。
  • ブログやニュースリリースで、専門的な情報や最新の取り組みを発信します。

このように、SNSとホームページは補完関係にあり、連携して活用することで相乗効果を生み出します。たとえば、SNSで興味を持ったユーザーをホームページに誘導し、詳細な情報を提供することで、問い合わせや購買につなげるといった流れです。

【まずはここから!】競合他社や同業種のSNSをチェックしてみましょう。

どのような投稿をしているか、ホームページとどのように連携しているかを観察することで、自社の活用方法のヒントが得られるはずです。

【5】明確な目標を設定している

成果を上げている企業は、ホームページ運用において具体的な目標を設定しています。目標が明確であれば、施策の方向性が定まり、効果測定も行いやすくなります。

たとえば、以下のような目標が考えられます。

  • 月間の問い合わせ件数を○件増やす
  • 特定のサービスページのアクセス数を○%向上させる
  • 採用ページからの応募数を○件増やす

目標を設定することで、現状とのギャップを把握し、具体的な改善策を講じることが可能になります。

【まずはここから!】簡単に達成できそうな目標をたててみる

自社のホームページで達成したいことを明確にし、数値化できる目標を設定してみましょう。
目標が明確になることで、日々の運用や改善がより効果的になります。

【6】アクセス解析を活用し、データに基づいた改善を行っている

成果を上げている企業は、アクセス解析ツールを活用し、データに基づいた改善を行っています。
感覚や勘に頼るのではなく、実際のユーザー行動を分析することで、的確な施策を打ち出しています。

具体的には、以下のようなデータを分析します。

  • 訪問者数やページビュー数の推移
  • 各ページの滞在時間や直帰率
  • コンバージョン率や離脱ポイント

これらのデータをもとに、どのページが効果的か、どこに改善の余地があるかを判断し、施策を講じます。

【まずはここから!】アクセス解析を見てみる

Googleアナリティクスなどの無料ツールを導入し、基本的なデータを確認してみましょう。

初めは難しく感じるかもしれませんが、継続的にデータを追うことで、サイトの課題や改善点が見えてきます。 ※Googleアナリティクスなどのアクセス解析は、知見がなく見てもよくわからないと思います。 弊社では解析リポートなどのサービスも承っていますので、不明点あればお気軽にお問い合わせください。

まとめ

ホームページで成果を上げている中小企業は、特別なことをしているわけではなく、基本的なポイントを着実に実践し、継続的な改善を行っています。
すべてを一度に取り組むのは難しいかもしれませんが、できることから少しずつ始めることが大切です。
小さな積み重ねが、大きな成果につながります。

弊社では、ホームページの成果向上に向けたサポートを行っております。
「何から始めればいいのかわからない」「具体的な改善策を知りたい」といったご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いたスタッフ

藤阪 紘至

担当:Webデザイン/ディレクション/マークアップ/フロントエンド

人柄の良さと長身&ちょび髭を活かし、ターゲットに訴求するデザイン・マークアップ・コピーライティングを得意とする。人に教えることにも評価が高く、大学講師経験もあり、こうし講師と呼ばれていた。
Webデザイナ向け人気ブログ「WEB系キャンパス」を運営中
https://webkcampus.com/

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