2020.12.07
Shopify ECサイト
テンプレートが豊富で好きなカスタマイズも!ShopifyでECサイト制作!
目次
Shopifyって何なの?
Shopifyは、世界ではとても多くの実績をもっているECサイト構築プラットフォームです。
世界175か国でサービスが展開されており、世界中で約100万店舗以上が利用しています。
日本では、2017年から本格的に展開されており、日本国内でも、徐々に人気のサービスとなってきております。
世界中でかなりの数、利用されていることから、信用度も問題ない事がわかります。
これまでのECサイト構築プラットフォームとは異なり、Shopifyは柔軟なカスタマイズ性を兼ね揃えております。
また、値段も他のプラットフォームと比較しても遜色なくらい安価からスタートできます。
他にも後述する、アプリケーションが豊富だったりと、ECサイトを作るファーストチョイスになっていることがわかります。
「Shopify公式サイト」
Shopifyができること
Shopifyの強みは、そのカスタマイズの柔軟性です。
多くのプラットフォームでは、仕様を検討しても、なかなか制限がかかることが多くあります。
「すべての人のためにコマースをより良くする」というShopifyのミッションにもあるように、より使いやすく、より柔軟に、という精神がサービスに込められていると感じます。
そんなShopifyができることを簡単にご紹介させていただきます。
豊富なデザインテーマ
Shopifyでは、無料のテーマはもちろん、有料のテーマも含め、かなり多くの選択肢を用意しています。
そのどれもがスタイリッシュで、利用ケースによって使いやすいショップ構築が可能です。
すべてのテーマは、もちろんレスポンシブ対応となっており、スマートフォンからのアクセスも全く問題ない作りになっています。
SNSとの連携
Facebook、Instagramとの連携も簡単に実施することが可能です。
販売促進の一つの策として、SNSを活用することは非常に重要です。
FacebookやInstagramの投稿から、直接販売ページへ移動していただくことが可能となりますので、おすすめの機能です。
越境EC(国境を超えてのECサイト運営)
元が海外で生まれたECサイト構築のプラットフォームだけあって、多言語でのECサイトの構築にも優れています。
かなり多くの国の通貨に対応しているだけあり、越境ECにもおすすめです。
商品情報やフォームなどの項目のカスタマイズ
他のECサイト構築プラットフォームと比べて、最大の魅力の一つです。
商品情報の追加、例えば画像を増やしたり、商品の説明を増やしたり、商品情報に項目を追加することが可能です。
また、各ショッピングフォームや、お問合せフォームもそうですが、自由に項目を追加することが可能です。
例えば、海外製のECサイト構築プラットフォームのため、ふりがなを入力する欄が無いのですが、追加して構築することが可能です。
自由に追加することも可能ですが、後述するアプリを使っての追加も可能です。
アプリの豊富さ
Shopifyには、開発パートナーが世界中に存在しています。
デフォルトでの機能の豊富さはもちろんのこと、開発パートナーが開発したアプリケーションを利用することで、できることの幅がかなり広がります。
メール配信機能や、カゴ落ち防止機能、検索強化、SEO強化、各SNSとの連動など、挙げればキリがありません。
ただ、無料で利用できるアプリケーションもございますが、月額がかかるアプリケーションもあるため、注意が必要です。
在庫の統合管理
その他、Amazon、楽天ショップなどの連携も可能となっています。
Amazon、楽天ショップとデータ連携し、在庫管理や、受注管理などが可能です。
複数の販売チャネルを持つことで、販売促進にも繋がります。
Shopifyの基本料金
Shopifyの料金については、3つのプランから選べます。
小規模の事業者や個人で利用できる、ベーシックプラン。
中規模な事業者や売上が増えてきたユーザーが利用しやすい、スタンダードプラン。
大規模なチームでの運用を行っている場合には、プレミアムプラン。
最小単位では、月額29ドル(3,000円)から利用することが可能です。
日本の他のECサイト構築プラットフォームと比べても、費用でのデメリットもありません。
詳しい料金については、下記をご覧ください。
プラン概要
プランの 特徴 |
ベーシック 小規模な事業者さまや個人ストアにおすすめ |
スタンダード 中規模な事業者さまや売上が増えてきた方におすすめ |
プレミアム 大規模なチームをお持ちの事業者さまにおすすめ |
---|---|---|---|
月額料金 | $29 | $79 | $299 |
ShopifyでECサイトを作る際に気をつけるべきポイント
Shopifyは、おすすめしやすいECサイト構築プラットフォームですが、注意点もございます。
英語での表現が残っている
海外発のECサイト構築プラットフォームのため、英語が所々で出てきます。
もちろん基本的な部分は、日本語で翻訳されているのですが、英語が残っている箇所もございます。
英語に抵抗感のある方であれば、少しアレルギーが出てしまう可能性があります。
アプリケーションの月額
便利なアプリケーションが揃っているのですが、月額がかかるアプリも多くあります。
そのため便利だからと、アプリの追加をしすぎると、月額料金が上がる懸念があります。
特に、使いやすい便利なアプリが月額になることが多いため、利用のしすぎには注意が必要です。
逆に、月額を取っているからこその安心感もあります。
WordPressなどは無料で使えるアプリが多くありますが、更新が滞っていたり、セキュリティ的な問題もございます。
お金がかかることの安心感があることはメリットになると思います。
知識がある程度必要になるケースも
テンプレートが豊富で、ある程度専門知識が必要なく利用できるところもありますが、少しカスタマイズをしようと思えば、専
門知識が必要になります。
特に、商品詳細ページの見せ方を変えたり、追加情報を入れたいなど、UIの改善などをしたいなどは、HTML、CSSをはじめと
する知識を学ぶことが必要になるでしょう。
おすすめのアプリケーション
Omnisend Email Marketing
https://apps.shopify.com/omnisend
価格:無料(15,000配信まで)※利用プランにより変わります
メールでのリストマーケティングにおすすめのアプリです。
見込み客へのアプローチや、再購入を促したり、リストマーケティングをする上では必要なツールとなります。
細かなターゲティングが可能なため、カゴ落ちを防いだり、新商品やおすすめの連絡などが可能です。
Smart Search & Instant Search
https://apps.shopify.com/searchanise
価格:無料(25商品まで)
検索の強化を行うアプリです。
商品の性質的に、複合検索(様々な条件で検索)したい場合に利用します。
専門知識を持っていれば、自分でも実装は可能ですが、そうでなく簡単に実装したい場合におすすめです。
Custom Fields
https://apps.shopify.com/custom-fields-2
価格:無料(10カスタムフィールドまで、シンプルなフォーム)※利用プランにより変わります
商品情報にカスタムフィールドを追加できるアプリです。
無料プランは、シンプルなテキスト&数字フォームかつ、10フィールドまでになります。
商品に追加の情報を追加したい場合におすすめです。
Product Reviews
https://apps.shopify.com/product-reviews
価格:無料
商品にレビューを追加するアプリです。
Shopifyが開発しているアプリですので、無料で利用が可能です。
無料ながら、CSVでの登録ができたり、購入者に対してレビューをしてほしいというメールを送ったりと、便利な機能がついております。
PayWhirl Recurring Payments
https://apps.shopify.com/paywhirl
価格:無料(プランにより購入手数料が必要)
商品によっては、定期購入を導入したいケースがあると思います。
サブスクリプション(定期購入)の機能を追加するアプリもございます。
定期購入へお客様を促していくことで、安定的な売上を上げていくにも必要な機能です。
Shopifyのアプリは、現在5,000以上にものぼり、どんどんと増えております。
ここに挙げたアプリは、おすすめのアプリですが、ほんの一例です。
また条件などによって、導入するアプリは変わりますので、ご注意ください。
Shopifyで構築されている日本のECサイト
土屋鞄製造所
革を利用したカバンで有名な土屋鞄製造所さんのECサイトです。
ナビゲーションが非常にわかりやすく、メガメニュー風にサムネイル付きのカテゴリが表示されています。
また、商品詳細ページについては、購入するボタンが常に画面の下部に表示されており、ユーザーのアクションがしやすいような作りになっています。
プレゼント用にも使いやすいように、ラッピング用の項目が商品詳細ページに設置されており、使い良い構成になっています。
また、特徴的なのは、コーポレートサイトとECサイトが融合した作りになっていることです。
これは、Shopifyならではの作りかもしれません。
オリオンビール
ご存知、沖縄のオリオンビールのECサイトです。
特徴的なのは、TOPページが日本人に向けた、おすすめや季節の商品などを設置し、わかりやすい構成になっています。
商品には、レビュー機能も設置しており、ユーザーから好まれている商品もすぐに分かります。
また、商品詳細ページにも多くの情報量を掲載しているところも特徴的です。
おそらく、運用しやすいようにカスタムフィールドを駆使して、商品詳細ページは構築されているのではないかと思います。
Shopifyでも日本的ECサイトが構築できるという良い事例だと思います。
ShopifyでのECサイト構築ならお任せください
F-standardでは、Shopifyを利用したECサイトの構築を行っております。
Shopifyでは、これまで書いてきたような、SNSの連携や、他ECとの連動、フォームのカスタマイズなど、便利な機能が備わっております。
コーポレートサイトをベースとしたECサイトの構築はもちろん、商品にオプションが多いECサイト、レンタル用のECサイト、越境ECなど、幅広く構築することが可能です。
構築はもちろん、運用のサポートも行っておりますので、お気軽にご連絡ください。