2019.04.18
SEO・マーケティング
SEOキーワード選定に役立つ5つの無料ツール
目次
SEOキーワード選定とは?
SEOキーワード選定とは、検索エンジンの検索結果で上位表示したいキーワードを選ぶことです。
ただし、苦労して考え上位表示したキーワードが、御社のビジネスとユーザーとの検索ニーズとでズレが生じているとすればどうでしょうか?
上位表示はされてはいるものの、御社にとって有益であるとは言い難いと思います。
キーワードとは「ユーザーのニーズ」であり、キーワード選定とは「ユーザーのニーズに狙いを定める」
本記事では、SEOキーワード選定の事前準備として、キーワードの3つに分類される型の紹介をしキーワードについての知識を入れて頂き、
SEOキーワード選定に役立つ5つの無料ツールを紹介させて頂きます。
※本記事ではGoogleの検索ツールを元に構成しています。
3つのキーワードタイプ
検索エンジンに「キーワード」を入力し、検索をしますが、実はその「キーワード」は大きく分けると
「情報型」「案内型」「取引型」
の3つのタイプに分類されると言われています。
もちろん全てのキーワードがこの3つに分類できるというわけではありませんが、大まかにはこの分類によって施策が変わってきます。
1.「情報型」キーワード
「情報型」とは、悩みを解決することや、方法を知ることを目的としたキーワードです。
【例】
「英会話 学習法」
「英会話 独学」
「英会話 コツ」
などのキーワードは「情報型キーワード」に分類されます。
2.「取引型」キーワード
「取引型」とは、ユーザーが何かを欲しい時、なんらかの行動をしたい時に、行動するための情報を探しているキワードです。
【例】
「英会話 スクール」
「英会話 教材」
「英会話 大阪」
などは、「取引型キーワード」に分類されます。
3.「案内型」キーワード
「案内型」とは、webサイト名、ブランド名、ショップ名を知っていて、その名称そのものがキーワードとなるケースです。
【例】
「NOVA」
「AEON」
「シェーン英会話」
などは、「案内型」に分類され、指名キーワードとも呼ばれます。
5つの無料ツール
1. キーワードプランナー
Googleが提供している公式ツールです。
[ 操作手順 ]
【1】 URL:https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
【2】 「キーワード プランナーの利用開始」をクリック
【3】 「新しいキーワードを見つける」をクリック ※下記図を参照
【4】 キーワードを入力する
【5】※下記図を参照
- ①入力したキーワードの関連性の高い順に表示してくれます。
- ②検索ボリュームをおおまかに表示してくれます。AdWordsアカウント作成をし、広告費支払いをしているとおおまかにではなく実数で表示されます。
- ③入力したキーワードでの競合性の高低を表示してくれます。高は競合が多くSEOキーワードとして上位表示する難易度が高いと考えられます。
以前は無料でも全機能を使用することができましたが、現在がAdWordsアカウントを持っていて広告出稿である程度の金額を使っていないと使用できなくなりました。
今回は、AdWordsアカウントをお持ちでいない方が使用できる範囲内での紹介となっております。
2. Googleトレンド
トレンドワード、リアルタイムでの検索上昇ワード検索
[ 操作手順 ]
【1】URL:https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP
【2】ナビゲーションを表示※下記図を参照
【3】「調べる」へ進む 〜キーワードの人気度比較〜
※下記図を参照
- ①キーワード入力、「+比較」キーワードを追加することができ比較できます。
- ②地域を設定することができます。国内に絞る場合は「日本」に設定します。
- ③期間を設定する場合に設定して下さい。
- ④グラフ上にカーソルを合わせると比較数値が表示されます。
※Googleトレンドに表示される検索ボリュームは、相対数値になっており、人気度が最も高いと100、人気度が最も低いと0となります。
【4】「急上昇ワード」へ進む
今現在のトレンドとなっている人気のキーワードを一覧でチェックすることができます。
日別で急上昇した検索ワード、またはリアルタイムで話題となっている検索ワードの2パターンを表示してくれます。
【5】「ランキング」へ進む
国別・年代別で最も人気が上昇したキーワードや、話題の人、ニュース、映画、ドラマなどをランキング形式でチェックすることができます。
特定の期間内にどのようなキーワードが数多く検索されているのか?その数の推移を確認することができます。
リアルタイムでの検索上昇ワード検索に適しています。
実際に需要のあるキーワードとしてチェックすることができるため、思いつきによるコンテンツの強化よりも効果的な対策をすることができます。
3. goodkeyword
Google、Yahoo!、Bingで検索される関連キーワードを一括検索
[ 操作手順 ]
【1】URL:https://goodkeyword.net/
【2】キーワード入力 ※下記図を参照
【3】※下記図を参照
- ①キーワード入力。
- ②関連ワード数を表示、需要があるかどうか確認できます。
- ③検索ボリュームの推移表示(Googleトレンド)
調べたいキーワードを入力するだけの簡単操作。
Googleトレンドの検索ボリュームの推移もみる事ができます。
まずは、キーワード選定に「慣れる」ということからはじめるには良い無料ツールです。
4. SEOチェキ!
競合サイト検索・調査
[ 操作手順 ]
【1】URL:http://seocheki.net/
【2】※下記図を参照
- ①キーワードではなく、自社サイトや競合サイトなどのurlを入力
- ②検索順位チェックページへ移動
- ③キーワード出現頻度ページへ移動
【3】※下記図を参照
- ①競合サイト検索すると、競合サイトのSEOキーワードが表示されるので、とても参考になります。
- ②ワードを入力、検索順位が下部に表示(【2】②検索順位チェックページからでも検索できます )
【4】※下記図を参照
webサイト内でのキーワード出現回数、比率表示
競合サイトの調査することにより、SEOキーワード選定の対策をとることができます。
他にも機能はありますが、今回はSEOキーワード選定に役立つツールにスポットをあて紹介をさせて頂きました。
5. UberSuggest
キーワードプランナーで見れなくなった、詳細月間検索ボリュームも見ることができ、視認性◎、操作性◎、機能性◎!!
[ 操作手順 ]
【1】URL:https://neilpatel.com/jp/ubersuggest/
【2】キーワードを入力 ※下記図を参照
- [検索ボリューム]、[SEOランク付け難易度]、[有料広告でのランク付け難易度]、[クリック単価]が表示 ※下記図を参照
【3】①キーワード候補をクリック
- キーワードのアイデア候補の表示
- CSVにエクスポートも可能
- フィルターをかけて検索もできます。 ※下記図②:フィルター設定
- 下記図:フィルター設定項目
※注意点※ 日本国内だけを検索するようにエリア設定することは不可
まとめ
本記事では、はじめにキーワードの予備知識として、キーワードの3つの型のご紹介。
【1】「情報型」
【2】「案内型」
【3】「取引型」
SEOキーワード選定に役立つ、5つの無料ツールの紹介をさせて頂きました。
【1】 キーワードプランナー(旧GoogleAdwords)
[初心者オススメ度☆★★★★]
Googleが提供している公式ツール。関連性の高いキーワード、おおまかな検索ボリューム、競合性を高低で表示してくれます。
【2】 Googleトレンド
[初心者オススメ度☆☆★★★]
トレンドワード、リアルタイムの検索上昇ワード、キーワード比較や、期間を設定することにより検索推移をチェックすることができます。
【3】 goodkeyword
[初心者オススメ度★★★★★]
Google、Yahoo!、Bingで検索される関連キーワードを一括で検索でき、Googleトレンドのキーワード推移も表示してくれます。
操作性も調べたいキーワードを入力するだけ簡単ですので、キーワード選定に「慣れる」ということからはじめるには良い無料ツールです
【4】 SEOチェキ!
[初心者オススメ度☆☆★★★]
競合サイト調査をすることができるツール。競合サイトのキーワード、検索順位、webサイト内のキーワード出現頻度などを知る事ができます。
【5】 UberSuggest
[初心者オススメ度★★★★★]
キーワードプランナーで見れなくなった、「詳細検索ボリューム」が見れることが大きな特徴の1つ。
「SEOランク付け難易度」「有料広告でのランク付け難易度」「クリック単価」がキーワード検索するだけで、表示されるため視認性、操作性◎
エリア対象を、日本だけに絞る設定ができないという点がありますが、日本語のキーワード選定をするには影響はほとんどないのでしょうか。
無料ツールを活用することにより、SEOキーワード選定に役立てて頂ければと思います。
1つのツールだけで選定するのではなく、ツールを組み合わせて活用することによって、より最適なSEOキーワードを選定していきましょう。