コーポレートサイトで考える!あなたのホームページに足りないコンテンツとは?|F-standard BLOG

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コーポレートサイトで考える!あなたのホームページに足りないコンテンツとは?


コーポレートサイトは代表者や営業マンと顔を合わすことなく、どんな会社なのか判断される御社の顔となる媒体になります。例えば経営者の集まりやビジネスの会での名刺交換した時に記載されているホームページのURLから、どんな会社かを確認するっていうのは珍しくないです。

訪問されたユーザーが満足行くホームページであるかどうかが重要です。
それは、単にデザインなどの見た目が最新とかどうかっていう話だけでなく、ユーザーが知りたい情報がキチンと見やすく掲載されているかが重要になります。

「とはいえ、ウチの会社のホームページはアクセスも少ないから別に手間をかけなくてもいいのでは?」
たまにこういう声を聞きます。

ついつい「サービス名 地域」とかでのGoogle検索上位のSEOに目が行きがちですが、コーポレートサイトの場合は会社名で検索するユーザーも少なからずいるという事で、アクセスが少ないからといって手をつけなくていいわけではありません。

少ないアクセスからでも質の高いアクセスにすれば、ホームページが集客ツールに昇華させることも可能かと思います。

 

【01】サービス内容(事業内容)はきちんと伝わってますか?


自社のサービス内容はキチンと伝えきれるコンテンツはできていますか?
コーポレートサイトといえば、サービス内容(事業内容)は必ずあるかと思いますが、単純に「こんな事しています」だけでは、「こんな事してるんだ」とは伝わっても、「この会社にお願いしようかな?」とまではいかないです。

ホームページを見てサービス内容を詳しく見るユーザーは少なからず興味を持っているユーザーになるかと思います
が、それと同時に競合他社との比較検討をしている事があると思います。

見出しにある「キチンと伝える」だけでは、競合他社との比較で一歩出るにはプラスアルファの「弊社のサービスはあなたに対して何ができるか」までを伝える事が必要になります。

コーポレートサイトを見たユーザーの心情の移り変わりを操作するのが大事になります。
「この会社に興味がある」→「どんな事をしているのかな?」→「ちょっと問い合わせてみよう(来店してみよう)」という感情の変化を起こすことができるようなサービス内容のコンテンツになっているのか、もう一度確認してみましょう。

 

【02】事例や実績など伝えるべき物はありますか?


実績紹介や事例は可能な限り、掲載する事が望ましいです。
この場合の事例や実績は「うちはこんな大きな会社とのやり取りをしている」とかの事ではなく(もちろんそれも一つの施策ですが)、「弊社のサービス(事業)はこの会社にこんな有益な事がありました」という事がキチンと伝わるようなコンテンツづくりが重要になります。

事例や実績は見たユーザが自社に置き換えて、「自分達の問題を解決してくれるか」という事にマッチングしないといけないわけで、「数撃ちゃあたる」という言葉を元にとにかく色んな事例や実績を並べるだけでなく、カテゴリーを振り分けるなど、ユーザーが見たい事例や実績に誘導できるようにサイト構成を考える必要があります。

 

【03】お問い合わせは適正の項目がありますか?


ほとんどのコーポレートサイトにあるだけに、テンプレート化しているお問い合わせフォームをよく見ます。
コーポレートサイトのコンバージョンの重要項目である「お問い合わせ」には特に気を使ったほうがいいです。

フォームの使いづらさのせいで、せっかくお問い合わせまで繋がったお客を逃がすことになります。
ユーザーの情報をとにかくたくさん仕入れたいあまりに「アンケートシートかよ!」と突っ込みたくなるような冗長なお問い合わせフォームはユーザーが面倒くさがって送信までたどり着きません。
※WEBで会員登録とかめんどくさいじゃないですか(仕方なくやりますけど)

また、「お取引」と「採用」のフォームの内容は全然違いますので、「可能なら2つフォームを用意する」「問い合わせ種別によってフォームの内容を変える」などの施策が必要になるかもしれません。

お問い合わせフォームの項目は、問い合わせてくれるユーザーがストレスを感じない程度で、必要な情報を得られる塩梅を考える必要があります。

 

【04】セキュリティ面はきちんと強化されていますか?


全世界からアクセスできるホームページは言い換えれば、全世界から泥棒に入られる家のような物で、セキュリティ面をキチンと強化して、できるだけ不正アクセスや情報漏えいを防ぐ必要があります。

大企業のサイトへの不正アクセスがニュースで流れるのを見て「自分みたいな規模の会社には関係ない」と思っている方もいるかもしれませんが、不正アクセスには無差別攻撃もありますので、通りすがりのひったくりは誰にでも起こりうる事です。
アクセスする玄関がガバガバだと、簡単に入られるのでセキュリティの強化はキチンと行いましょう。

代表的なセキュリティ対策ですと

  • セキュリティ面で問題ないレンタルサーバーを選んでいるか?
  • お使いのCMS(WordPressなど)はこまめにアップデートしているか?
  • ホームページは常時SSL化されていますか?
  • 解析されにくいパスワードを使用していないか?

などがあります。

SSLに関しては、一昔前と比べて、比較的安価で対応することができますので、必須と考えていいかもしれません。
安全面に関してはもちろんですが、視覚的に信頼性にもつながります。
※「このサイトは安全ではありません」とか不安にされる言葉も出てこないので。

SSL化については、こちらの記事で詳しく書いています。

一昔前は4桁の簡単なパスワードを使用している人も多かったですが、今はコンピューターのパスワードの解析機能がめちゃくちゃ優秀になっているようです。自分の誕生日の数字だけの4文字パスワードなんて秒で解析されるみたいなので、パスワードが古いままの場合は特に気をつけましょう。

 

【05】会社へのアクセスはきちんとできますか?


コーポレートサイトの場合は、「来社」や「場所確認」が目的のユーザーも一定数存在するので、コーポレートサイトからキチンと会社へのアクセスがわかるようになっていますか?

昔はパンフレットのように自作地図を画像ではりつけていましたが、今ではGoogleMAP→「GoogleMAPで見る」リンクが主流になっています。

また、GoogleMyビジネスを使って検索結果に地図付きの会社情報が表示されるように登録などもしておきましょう。

 

まとめ

インターネット創世記の頃はたしかに「ホームページを公開するだけで問い合わせがどんどんふってくる」時代もあったと思いますが、ここ数年でホームページの数は劇的に増えています。

増えたということは競合が多いということで、数あるホームページの中で自社を選んでもらうには、独自性を出す工夫が必要になります。今のホームページの改善点を一緒に考えて成果を上げていければと思います。

今回例として上げたこと以外でも色々各コーポレートサイトなりの改善点などが出て来るかと思います。
リニューアルやちょっとした改修をお考えの場合は、一度お問い合わせください。

 

この記事を書いたスタッフ

藤阪 紘至

担当:Webデザイン/ディレクション/マークアップ/フロントエンド

人柄の良さと長身&ちょび髭を活かし、ターゲットに訴求するデザイン・マークアップ・コピーライティングを得意とする。人に教えることにも評価が高く、大学講師経験もあり、こうし講師と呼ばれていた。
Webデザイナ向け人気ブログ「WEB系キャンパス」を運営中
https://webkcampus.com/

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