2020.12.11
WordPress
WordPress5.6へのアップグレードはWelcartを使ってる人は注意しましょう
WelcartはWordPressでECサイトを運用することができる日本製のプラグインです。
ブログを書く感覚で商品登録ができ、受注リストなどもWordPress内で管理できます。
Welcart対応しているテーマなども多数存在しているので、WordPressの操作になれている人でしたら、比較的簡単にECサイトを導入する事ができるかと思います。
先日Welcartの公式から下記の記事が投稿されました。
WordPress5.6へのアップグレードは慎重に!
このアップグレードでの重要な点はjQueryが1系から3系にバージョンアップする事になります。
jQueryはサイト内で画像を押したらポップアップで出てきたり、画像をスライドさせたりと目立つ場所ではホームページの見た目でも使われていますが、その他にも管理画面上などの見えない箇所でも多く使われています。
なので、ホームページ内の重要な箇所でjQuery1系のコードが書かれいてるとエラーが発生する可能性があるから気をつけようという事になります。
WordPressのアップデートは1クリックでできるだけに注意
WordPressのバージョンリリースを確認すると、2020年12月9日に5.6がリリースされています。
みなさんの運営しているWordPressの管理画面にも「WordPress 5.6 が利用可能です ! 今すぐ更新してください。」と出ているかと思います。
↓弊社管理のWordPressサイトにも出ています。
「今すぐ更新してください。」と書かれていたら、早くしないと!と思って、更新ボタンをポチッと押してしまうかもしれませんが、ちょっと待ってください。
注意すべきは使用しているテーマやプラグイン
Welcart事態はWordPress5.6に合わせた対応をしているみたいですが、問題は使用しているテーマやプラグインです。
Welcart事態がjQueryの3系に対応していなくても、テーマやプラグインが対応していないとエラーが発生してしまいます。
WordPressを使ったホームページはアップデートの種類がたくさんありますが、Welcartを使ったECサイトの場合は下記の種類で分類して考えましょう。
- WordPress本体のアップデート
- Welcartプラグインのアップデート
- Welcart拡張プラグインのアップデート(Welcartの機能追加)
- その他のプラグインのアップデート
- 使用しているテーマのアップデート
こちらの記事にもアップデートの種類について詳しく書いてます。
今回のアップデートとは関係ないですが、WordPress本体とWelcartのプラグインだけアップグレードしてしまい、Welcart拡張プラグインとの不具合で受注リストが表示されない不具合のご相談を受けた事がありました。
その時は、拡張プラグインもアップデートすれば解消されたのですが、一部表示崩れがあり、サーバーのファイルを編集する事で解消することができました。
アップデートは慎重に
WelcartみたいなECサイトの場合は影響範囲が特に広いので、アップデートする場合は特に注意が必要です。
基本的には、全てのバージョンを最新に使うのが理想的です。きちんと検証してからアップデートしましょう。
ポイントとしては、アップデートをする場合は元に戻せる状態にしてからにしましょう。自分の運営しているホームページがどういう常態かわからず不安な場合は、一度お問い合わせください。