2012.05.08
お知らせ
定期的な財務管理のすすめ
会社を経営する上で、財務管理を行うことがとても重要だということは、誰もが把握していることだと思います。
ただし、様々な会社をみてきた中で、実際に財務管理を行っている会社は、ほんの一握りだという、印象がございます。
そして、その一握りの会社は、数字の裏付けのある経営を行っており、成果を上げている会社が多いように感じます。
では、なぜ財務管理が重要だとわかっているにもかかわらず、多くの会社では実務に行っていないのでしょうか。
その理由は会社によって様々だと思いますが、日常の業務に追われて、そこまでの余裕がない会社我多かったり、現状経営が安定しているから財務管理を行う必要がないと思っている会社だったり、そもそもやり方がわからないといった理由からではないかと思います。
そんなときは、進んで財務管理を行う時間を作るため、またノウハウを蓄積するためにも、毎月1回、振り返りのための時間を予定に組み込むことをおすすめします。
外に出て、いろいろな方とお会いするのも重要ですが、会社の現状を知ることも経営者にとって重要な仕事だと思います。
もし、そのような知識がない、もしくは面倒だ、という方は、税理士やコンサルタントなどの外部ブレーンを活用することも手だと思います。
会社の状態は把握しているから・・・という方も、数字の裏付けをとることで、さらに信憑性のある情報へとかわります。
また、人間に置き換えても、定期的な健康診断を行い、健康状態を測りますし、予想だにしなかった悪いところが見つかることもございます。
会社の現状を分析し、悪いところ把握することで、経費の削減が必要だったり、ものの買い控えが必要だったり、融資を検討する必要があったりといった、今後の経営の方向性が見えてきます。
ですので、まずは会社の定期的な財務管理を行い、会社の状態を把握することから始めましょう!